おはこんばんちは。Ryoです。
皆様、1st0「1st Chapter」はお聴きになられたでしょうか?
まだの人はオフィシャルショップかディスクユニオンで買いましょう!
聴いてくださった方は、お友達に紹介しましょう!!
さて、本作はLEA氏の曲がメインですが、Ryoの作品も2曲収録されています。
LEA曲のキーや転調に苦しめられた、という話は色々なところでしていますが、まだ自分の曲をちゃんと紹介していないような気がしますので、今回はRyoのRyoによるRyoのためのRyo曲解説をお届けしたいと思います。
まずはMVにもなっているRevolutionから。
こちらは爽やかなメロディが特徴的な疾走曲で、何年か前の大晦日に一気に書き上げたものになります。
こういった曲は結構長めで、複雑な曲が多い印象だったので、可能な限りコンパクトにすることを意識して作りました。
結果的に今回のアルバムでも一番短い曲になっていますね。
まず歌詞から。上述の通りRevolutionは大晦日に作った曲なので、新しい夜明けというイメージがあり、そこから革命というテーマを着想して歌詞を作りました。
自分の場合、響きを優先して歌詞を書くため、よく聴くと何だかよく分からない内容になりがちですが、この曲はわりとストレートに伝わるように書けたかなと思っています。
Bメロは歌詞とメロディ共にお気に入りです。
次にギターの演奏面についてです。この曲のバッキングは極力シンプルにしています。
自分はバッキングもアルペジオだったりオブリだったりで忙しいフレーズにしがちなのですが、この曲に関しては意識的に何もやらないようにしました。その結果として、広がりとか、空間を感じさせる音像になったかなと思います。
CDは左右にギターを振って空間を埋めていますが、ライブではギターは一本なので少しアレンジして演奏する予定です。ライブは別物だと思っているので、是非ご来場いただきCDとの違いを体感してください。
ギターソロはコテコテのフレーズのオンパレードです。
サビ終わりのスウィープのキメから始まる前半のソロは典型的なネオクラシカルのフレーズで、某ギター雑誌ならEx-1, 2, 3くらいに分けて掲載されるような、運指練習に最適な題材になっています。
チェンバロとギターの掛け合いの後に転調して後半に入ります。下降とタッピングフレーズはペンタトニックで、ネオクラシカルな前半との対比を意識しました。これくらいの速度になるとシンプルなペンタトニックのタッピングでも格好よく聴こえるんだなぁ、と思いながらフレーズを作っていったことを覚えています。
その後の6弦スウィープ以降は指板を広く使う速弾きフレーズで、10音1セットの上昇フレーズはポール・ギルバートやSYUさんがよくやるレガートとピッキングを混ぜたものです。
最後のチョーキングとビブラートはドヤ顔でキメるためのものです。ライブハウスでご覧下さい。
長々と書きましたが、(ちょっと前の)ギターキッズが好きそうなフレーズが詰め込まれたソロになっているので、是非練習してみて欲しいです。
全体を通して総括すると、Revolutionはポップなメロディとコテコテのギターソロがコンパクトにまとまった、一粒で二度美味しいタイプの楽曲です。
末永く愛してもらえると嬉しいです。
長くなってしまったので、今回はここまで。
Endless Bloodについては次の機会に解説したいと思います。
それではまた。ライブハウスでお会いしましょう。
Ryo
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