2/25、ご来場いただきありがとうございました。寒い雨の中、皆さんのイチゼロ魂は私の胸に届きました。
タイトルにあります通り、イチゼロ珠玉のロックバラードGaze afterについて書こうかと思います。
以下Gaze
作曲はLEA、作詞はYUHYA
この曲は和製She's Goneにしたい。いや、She's Goneを越えてみたい。そう語った彼は私にデモを送ってきた。
デモを聴くと壮大なメロディが私の耳に響いてくる。ここからGaze afterの第一歩が始まった。
補足説明だが、She's GoneはアメリカのロックバンドSteelheartのバラード曲であり、現在もメインボーカルを務めるマティアビッチのハイトーンが映える。
私はこの曲に歌詞をつける役割。デモの段階で主人公が夕陽や星空を眺めている景色が頭に思い浮かんだ。
Aメロでは沈みがちな歌詞をしっとりと辿り、Bメロ、サビと一気に音域が駆け上がる。後半では主人公の心の変化が見てとれる。
ただなんと言ってもこの曲の特徴は壮大なメロディを下支えする音域の広さである。
1回目、2回目のサビの最高音はhiF。メロの高さからは想像できないほどの音域である。それだけでも十分高いのだが泣きのギター後の転調では最高音hiGに達する。
ここで先ほどお話ししたShe's Gone。この曲もhiGが多数盛り込まれており、最高音ではGaze afterと同等ではあるがhiGという音域を歌メロにまで落とし込んだLEAの音楽センスは秀逸だ!と私は本人にも伝えたと思う。
超えたか否かは聞いた人次第なので明言はできないが、Gaze afterはShe's Goneに勝るとも劣らない楽曲だと感じた。
通常サビと転調後はhiFとhiGの違い。一音違うだけだが、その一音が遠く感じるのだ(歌う機会があればやってみてください)
私の個人的解釈だが、ラスサビの一音違いは陰鬱な人生から一筋の光を見せる、そんな思いが込められているのではないか。
2/25 Gaze after歌唱後、声が空に届いたような。天井に穴が空いた。
そんなドラマティックな高揚感に包まれ、私は天を仰いだのだ。
YUHYA
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